ご挨拶

住職挨拶

　寺に生まれ、お大師さまのご加護により生かされて、ありがたくもその法灯を受け継ぎ、住職を拝命いたしました。もとより浅学菲才の身、充分にその重責を果たし得るか不安もございますが、檀信徒の皆様及び、地域の皆様のご協力を仰ぎながら、開かれた寺院を目指し専心努力し、その任を務めて参りたいと思っております。

　その昔、宗祖弘法大師は、828年我が国最初の庶民に開かれた私立学校「綜藝種智院」を創設され、幼童薫育の範をお示し下さいました。吾等真言末資は、大師の衆生済度の意を体し、三密実践即身成仏の教化に努め、以て密厳国土の建設に勤しまなければならないと切に思います。

合掌
住職 岩堀法隆

副住職挨拶

　目に見えるもの、科学で証明されるものだけを信じる人が多くなった今、目に見えないものを信じることの大切さを、檀信徒の皆様と共有していきたいです。ご先祖様に感謝をし、未来に生きる者たちのために、日本人として私たちが今すべきことは何か。空海さまの教えを通して、考え、行動していくことができる僧侶になれるよう、精進を重ねていきたいと思います。

合掌
副住職 岩堀法俊