ことばをひらく

春を迎え、花が美しく咲く季節となりました。

花が咲くためには、目に見える部分だけでなく、トゲや根っこの存在も欠かせません。

真言宗では、この世界のすべては仏のあらわれであり、無駄なものは一つもないと説きます。

私たちもつい、自分の見方や都合で、人を良い悪いと分けてしまいがちです。

けれど、その人の中にあるトゲや、見えない根の部分も含めて、
その人らしさとして大切に見つめていけたらと思います。

そんな素直なまなざしを、日々の関わりの中で育んでいきたいものです。

合掌
岩堀法俊