
「もらったものはそう 愛を感じ
あげたものはもちろん 全力の愛です」
― 大塚愛『さくらんぼ』より ―
私たちはつい、与えたものに対して
見返りを求めてしまいがちです。
けれど仏教では、
見返りを求めない行いを「布施」と説きます。
ここでいう「全力の愛」とは、
見返りを求めない真心のことなのかもしれません。
その積み重ねの中で、
やがて自分の心も整っていくのだと思います。
また、いただいたことを忘れずに、
自分が差し出したことにはとらわれないという在り方も、大切な心の持ちようとして語られています。
日々の中で、
いただいたものには当たり前と思わずに感謝を、
差し出すときにはまごころを。
そんな在り方を大切にしていきたいものです。
合掌 岩堀法俊




